修理を知る

自分でのiPhoneのバッテリー交換は絶対NG【違法や故障リスク有り】

結論

iPhone・iPadのバッテリーは消耗品で、最大容量の低下や膨張・急な電源落ちは交換で改善することが多いです。データを残したまま、店頭修理と全国郵送修理のどちらにも対応しています。

自分でのiPhoneのバッテリー交換は絶対NG【違法や故障リスク有り】

皆さんはご自身でiPhoneの「バッテリー交換」をしたことがありますか?

近年では、iPhoneの分解方法や修理方法を解説している動画やブログが増えてきました。

中でもiPhoneのバッテリー交換は「簡単に行える」「通販サイトでパーツを容易に手に入れることができる」と紹介されているサイトもあり、「iPhoneは自分で安く修理ができる」と感じているユーザーも多いのではないでしょうか?

しかし、自分で交換を試みたところ「起動しなくなった」「ケーブルを引きちぎってしまった」「バッテリーから煙が出た」という深刻なトラブルに遭遇し、修理の相談につながることがあります。バッテリーを傷つけたり内部ケーブルを断線させたりするリスクがあるため、作業には知識・経験と適切な工具が必要です。

今回の記事では、総務省登録修理業者「スマートドクタープロ」が自分でiPhoneを修理することをおすすめしない理由を、法律や実際の失敗事例を交えながら徹底解説します。

交換方法を選ぶ際は、部品の供給元、作業に必要な知識・工具、修理後の確認方法を確かめてください。

【警告】自分で壊す前にプロにお任せください!

作業中に画面や基板を傷つけると、追加修理が必要になったり、データにアクセスできなくなったりするおそれがあります。
スマートドクタープロなら「電気用品安全法の技術基準への適合を確認し、PSEマークを表示したバッテリー」へ「データそのまま最短30分」で交換可能です。

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1.【注意】自分でiPhoneのバッテリー交換をすると違法になるかも?

関連メニュー:バッテリー交換/修理料金/全国郵送修理

自己修理という理由だけで違法かどうかは断定できません。修理・改造の内容と、修理後の技術基準への適合や表示の扱いによって判断が必要です。登録修理業者制度では、登録した修理方法と確認手順に従って対象端末を修理します。不明な場合は総務省の窓口や修理先に確認してください。

(1)技術基準適合証明マーク(技適マーク)について

iPhoneなどの無線機器には、電波法に基づく技術基準への適合を示す技適マークがあります。iPhoneでは「設定」→「一般」→「法律に基づく情報および認証」から確認できます。

修理・改造で技術基準への適合や表示の扱いに問題が生じる場合があります。ただし、分解やバッテリー交換をしたという事実だけで、すべての端末が直ちに違法になるとは断定できません。具体的な作業内容と修理後の状態を確認する必要があります。

▶参考情報:総務省「技適マーク、無線機の購入・使用に関すること」

(2)街の修理屋は電波法違反していないのか?

登録修理業者制度では、登録した修理方法書に従って修理と確認を行います。対象機種、修理箇所、使用部品や確認方法には登録の範囲があるため、修理先へ確認してください。登録の有無だけで、あらゆる修理の適法性や安全性を判断することはできません。

現行条文:e-Gov法令検索「電波法」(第38条の7・第38条の44)。

▶参考情報:登録修理業者制度(総務省)

(3)電気用品安全法(PSEマーク)が守られているか確認できない

PSEマーク

電気用品安全法の対象となるリチウムイオン蓄電池を販売するには、技術基準に適合させ、PSEマークを表示する必要があります。

対象となる製品には法令上の範囲があります。PSE表示は、どの製品でも事故が起きないという保証ではありません。購入時は販売元、対応機種、表示を確認し、リコール情報も調べてください。

対応しない部品や損傷したバッテリー、不適切な取り付けは、動作不良や過熱・発火につながるおそれがあります。

Appleは、電子機器の修理経験がある人向けに、対象国・地域と機種を限定したセルフサービス修理を提供しています。純正部品や工具を注文できるため、「個人に純正部品を販売しない」とは言えません。2026年9月21日に確認した公式の対象国・地域一覧に日本は含まれていません。通販の商品名だけで純正品や安全性を判断せず、販売元・対応機種・部品の来歴を確認してください。

自己修理には、対象機種のマニュアルと適切な工具、電子機器を修理する知識・経験が必要です。

確認資料(2026年9月21日):Apple Self Service Repair、Apple製品1年限定保証(iPhone等)、iPhoneの純正バッテリー、部品と修理サービスの履歴、修理に出す準備、NITEのバッテリー安全情報、電気用品安全法(e-Gov)。

▶参考情報:電気用品安全法(PSE)について(経済産業省)


2.自分でiPhoneのバッテリー交換をおすすめしない理由

(1)分解の手順と、各工程に潜む深刻なリスク

バッテリー交換を行う際に必要になる主な手順と、それぞれの工程で発生しやすい故障リスクは以下の通りです。文字や動画にすると簡単そうに見えますが、作業方法を誤ると部品の損傷やけがにつながるおそれがあります。

  • 1,充電コネクタ付近のボトムネジを取り外す
    (リスク:付属の安価なドライバー等を使用し、ネジ穴を潰して(なめて)しまい分解不可能になる)
  • 2,吸盤やピックなど使用してフロントパネルを取り外す
    (リスク:強力な耐水テープに阻まれ、力加減を誤って画面ガラスや液晶を割ってしまう)
  • 3,ドライバーを使用して内部のプレートを取り外す
    (リスク:長さの違うネジの取り違えによる基板損傷。起動できなくなるおそれがあります)
  • 4,バッテリーコネクタとフロントパネルのコネクタを取り外す
    (リスク:力を入れる方向を間違え、基板側の端子を物理的に損傷・破損させる)
  • 5,バッテリーの接着テープを切らないように剥がす
    (リスク:テープが途中で切れ、強引にバッテリーをこじ開けようとして発火・発煙事故を起こす)
  • 6,新しいバッテリーを取り付けて元に戻す
    (リスク:正しく組み上げたつもりでも、内部でケーブルを挟み込んだりして起動不良に陥る)

(2)Appleの保証対象外となる損傷に注意

Appleの1年限定保証は、非正規の修理に起因する損傷や、仕様に適合しない部品との併用による損害などを対象外としています。自己修理の痕跡だけで、無関係な故障も含む保証が一律に失効するとは断定できません。保証や有償修理の可否は、端末の状態と適用条件をAppleに確認してください。

当店の修理現場から

「YouTubeで見てやってみたら画面が割れた」「バッテリーを剥がしたらFace IDが使えなくなった」「電源が入らなくなってデータが心配」——こうした相談を受けることがあります。作業自体は動画で見ると簡単そうに見えますが、実際には専用工具・静電気対策・バッテリーを剥がす際の温度管理など、プロが当たり前にやっている工程が動画には映っていません。自己交換で画面を割った場合、iPhone12 ProのOLED画面交換だけで¥19,800。バッテリー代の¥1,200と合わせると約¥21,000の損失になります。最初からバッテリー交換を依頼していれば¥7,700で済んだケースです。


3.自分でバッテリー交換して失敗した事例紹介

ここでは、実際に「スマートドクタープロ」へ駆け込んで来られたお客様の、自己修理の失敗事例をご紹介します。

(1)ケーブルを断線した事例

画面液晶のケーブルを断線させた実際の写真

バッテリーを交換しようと画面を外した際、勢いよく開けてしまい、画面液晶のケーブルを引きちぎってしまった事例です。このような状態になると画面交換が追加で必要となり、結果的にプロに任せるよりも高くついてしまいます。

(2)分解後に組み立て手順がわからなくなる

分解後、ネジの場所が分からなくなり画面が上手く嵌め込めないという状態

バッテリー交換はできたものの、「どのネジがどこの穴か分からなくなり、画面が上手く閉まらなくなった」という状態でお持ち込みいただきました。場所によって使うネジの形状や長さが違うため、当てずっぽうでネジを固定すると基板を損傷します。「分解できる=元に戻せる」わけではないという証拠です。


4.「Apple」と「自分で修理」、そして「プロ(スマートドクタープロ)」の比較

iPhoneのバッテリーを交換するには、主に3つの選択肢があります。

① Appleやキャリアなどの正規店
Appleは修理前のバックアップを案内しています。修理後にデータが消去されている場合があるため、必要な準備・所要日数・料金を事前に確認してください。

② 自分で修理(DIY)
部品代だけで済むため一番安上がり(¥1,200〜数千円程度)に見えますが、ここまで解説した通り「発火のリスク」「全損(データ消失)のリスク」「電波法違反」「画面割れ・センサー断線・基板損傷」などのリスクを確認する必要があります。部品代に加え、工具や失敗時の追加修理費も検討してください。

③ 総務省登録修理業者「スマートドクタープロ」
データはそのままで、最短30分でバッテリー交換が完了します。登録した修理手順と部品の確認を行い、PSEマークを表示したバッテリーを使用して、本体交換ではなく部品交換で提供しています。

自分でやって壊す前に、分解には専用工具と静電対策が必要です。

失敗して数万円の修理費用や大切なデータを失う前に、設備のある専門店にご相談ください。当店では「追加請求なしの明朗会計」で皆様のiPhoneを復活させます。

▶︎ 【一律料金】iPhoneバッテリー交換の料金表・詳細はこちら

5.iPhoneの下取りの際に影響あり?警告文について

非正規店でバッテリー交換をした時に表示される警告文

「不明な部品」は、非純正部品、動作不良、修理後の検証・関連付け未完了などで表示されます。対応する機種とiOSでは、「設定」→「一般」→「情報」から対象部品を確認できます。Apple正規店以外で修理したかどうかだけでは表示は決まりません。不明な部品は下取り価格に影響する場合があるため、下取り先の条件を確認してください。


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よくある質問

Q自分でiPhoneのバッテリー交換をすると違法になるのでしょうか?
A

自己修理という理由だけで違法かどうかは断定できません。修理・改造の内容と、修理後の技術基準への適合や表示の扱いによって判断が必要です。登録修理業者制度では、登録した修理方法と確認手順に従って対象端末を修理します。不明な場合は総務省の窓口や修理先に確認してください。

Qネット通販で安く売られているバッテリーを自分で取り付けても大丈夫ですか?
A

価格や通販の説明だけでは安全性を判断できません。対応機種、販売元、部品の来歴、対象となるバッテリーのPSE表示を確認してください。損傷や不適切な取り付けは発熱・発火などにつながるおそれがあります。Appleのセルフサービス修理では、対象国・地域と機種を限定して個人も純正部品を注文できます。

Q自分で修理しようとして、内部のケーブルを切ってしまったのですが直せますか?
A

はい、対応可能です。自己修理中にケーブルを断線させてしまった・ネジの場所がわからなくなったというご相談は多くあります。当店では状態を丁寧に診断した上で作業前に正確な見積もりをご提示します。

Q自己交換で画面が割れてしまった場合、修理費はいくらになりますか?
A

機種によって異なります。たとえばiPhone12 ProのOLED画面交換は¥19,800です。Amazon等で購入したバッテリー代(約¥1,200)と合わせると約¥21,000になります。最初からスマートドクタープロにバッテリー交換を依頼した場合はiPhone12 Proで¥7,700ですので、約¥13,300の損失になります。

Q自己交換するとAppleの保証はどうなりますか?
A

Appleの1年限定保証は、非正規の修理に起因する損傷や、仕様に適合しない部品との併用による損害などを対象外としています。自己修理の痕跡だけで、無関係な故障も含む保証が一律に失効するとは断定できません。保証や有償修理の可否は、端末の状態と適用条件をAppleに確認してください。

Q自己交換後にiPhoneの設定画面に警告が出るのはなぜですか?
A

非純正部品、動作不良、修理後の検証・関連付け未完了などで「不明」と表示されます。Apple正規店以外で交換したかどうかだけでは決まりません。対象部品と修理状態を確認してください。不明な部品は下取り価格に影響する場合があります。

Q膨張したバッテリーを自分で取り出そうとするのはなぜ危険ですか?
A

バッテリーを曲げたり傷つけたりすると、発熱・発火やけがにつながるおそれがあります。膨張したバッテリーを無理に押さえたり取り出したりせず、使用と充電を中止し、修理先へ状態を伝えてください。

Qお店が遠くて行けないのですが、郵送修理は可能ですか?
A

はい、全国対応の郵送修理サービスをご用意しています。端末が到着したその日に修理を開始し迅速にお手元へお返しします。遠方の方もお気軽にお問い合わせください。

Q総務省登録修理業者と非登録の修理店の違いは何ですか?
A

登録修理業者制度では、登録した修理方法と確認手順に従って対象端末を修理します。登録の対象機種・修理箇所などの範囲を確認する必要があります。非登録業者や自己修理の法的扱いは、具体的な作業内容や技術基準への適合によって異なります。当店の登録番号はT000002 / R000002です。


この記事で使った専門用語の解説

技適マーク(技術基準適合証明)
電波法・電気通信事業法に基づく技術基準への適合を証明するマーク。iPhoneなどの無線機器に付与され、違法な電波を発していないことを示す。修理・改造後の扱いは、作業内容と技術基準への適合状態によって判断が必要。
電波法
電波の公平・能率的な利用を確保するための法律。無線機器を使う際は、技術基準や表示などの条件を満たす必要がある。自己修理という理由だけで適法・違法を判断せず、作業内容と端末の状態を確認する。
PSEマーク(電気用品安全法)
日本の電気用品安全法に基づく安全基準適合の証明マーク。対象となるリチウムイオン蓄電池は、技術基準への適合等を確認して表示する。表示だけで個々の製品の事故リスクがなくなるわけではない。
総務省登録修理業者
電波法・電気通信事業法に基づき総務大臣の登録を受けた修理業者。登録業者が適切な手順で修理した端末は技適マークを引き続き表示できる。スマートドクタープロは街の修理店として日本初の登録(T000002 / R000002)を取得。
センサーケーブル
Face ID・近接センサー・マイクなどを基板と接続するフレキシブルケーブル。バッテリー周辺に密集しており、バッテリー交換作業中に工具が当たると断線する。断線すると対応センサーが機能しなくなる。
OLED(有機ELディスプレイ)
iPhone X以降の上位モデルに採用されている高精細ディスプレイ。液晶(LCD)より薄く発色が良い反面、交換費用が高くなる。自己交換で割った場合の修理費用が大きくなる要因。

6.まとめ

この記事では、自分でiPhoneを修理することの危険性と、おすすめしない理由について解説してきました。

  • バッテリーの損傷や不適切な取り付けは、発熱・発火やけがにつながるおそれがある。
  • 修理・改造の法的扱いと保証は、作業内容・損傷の原因・適用条件を確認する。
  • 画面割れ・センサー断線・基板損傷が起きれば、追加修理が必要になる場合がある。
  • 修理方法を選ぶときは、部品・工具・作業経験・保証条件を確認する。

大阪・心斎橋での安全なバッテリー交換は当店へ(全国郵送対応)

総務省登録修理業者であるスマートドクタープロ大阪心斎橋本店では、ご予約なしの飛び込み来店でも最短30分で即日バッテリー交換が可能です。遠方のお客様には、到着日に即日修理を開始する「全国対応・郵送修理サービス」もご好評いただいております。

  • 住所:〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-8-9 商都ビル1F
  • 営業時間:月〜金 11:00〜21:00 / 土日祝 10:00〜21:00(年中無休)
  • 電話:0120-960-690
  • アクセス:大阪メトロ「心斎橋駅」7番出口 徒歩約3分

記事更新日:2026年9月21日

スマートドクタープロ 編集部

この記事の著者

スマートドクタープロ 編集部

2009年創業。日本初の総務大臣登録修理業者(T000002 / R000002)。ISO 9001:2015認証取得(スマートフォンパーツ輸入・修理)。年間6万件以上の修理実績を持つApple製品・Android修理の専門家チームが、正確で信頼性の高い情報をお届けします。掲載内容はABC朝日放送「キャスト」・日経産業新聞・GIGAZINEなどの各メディアでも紹介されています。

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この記事の監修
執筆:スマートドクタープロ編集部監修:古賀潤一郎(代表)

スマートドクタープロ(運営:株式会社クレア/法人番号 8120001165987)。総務省登録修理業者(電気通信事業法:T000002/電波法:R000002)・ISO 9001:2015認証。基板の電源IC・充電IC・漏電まで診断・修理できる技術力と、年間6万件以上の修理実績をもとに、編集部が作成し、代表・古賀潤一郎(大阪心斎橋本店)が監修しています。

総務省
登録修理業者
電気通信事業法:T000002
電波法:R000002
ISO 9001:2015
年間修理実績
6万件以上
(年間)
掲載情報は公開日時点の内容です。Appleの仕様変更・iOSアップデート・法令改正などに応じて、技術品質管理室が定期的に内容を見直し・更新しています。