iPadを充電しようとすると『充電停止中』と表示。
修理は可能?すぐに出来る対策と修理について
iPadをパソコンや充電器に繋いだ瞬間、画面右上のバッテリーアイコンの横に「充電停止中」という文字が表示されて困っていませんか?
「故障かな?」「充電できないと仕事や勉強に支障が出る」と焦る必要はありません。実はこの表示、iPad本体の故障ではないケースが大半です。しかし、間違った対処法を続けるとバッテリーの劣化を早めたり、本当に修理が必要な状態になってしまうこともあります。
この記事では、iPadが「充電停止中」になる本当の原因と、今すぐできる解除方法、そして修理が必要なケースの見極め方を徹底解説します。
※2026年2月時点での記事となりますのでご使用の端末やiOSにより表示等が異なる場合がございます。
『充電停止中』とはどういう意味?なぜ表示されるのか
まず、このうざいと感じる人も多い「充電停止中」という表示の正体を解説します。結論から言うと、これは「iPadが必要とする電力(ワット数)が足りていない」という警告サインです。
iPadはiPhoneよりも大きな画面とバッテリーを搭載しているため、充電には強い電流が必要です。しかし、供給されている電力が微弱だと、iPadは「これでは通常通りの速度で充電できません」と判断し、「充電停止中」と表示します。
「充電停止中」でも実は充電されている?
実は、表示上は「停止中」となっていても、ごく微量ながら給電されているケースがあります(スリープ状態で放置すると数%増えているなど)。しかし、画面を点けたまま使用すると消費電力が給電を上回るため、バッテリー残量は減っていきます。
原因1:パソコン(Windows/Mac)のUSBポート接続による電力不足
最も多い原因が、パソコンのUSBポートに接続しているケースです。
「iPad 充電停止中 パソコン」「windows」「mac」などのキーワードで検索される方が多いのはこのためです。一般的なパソコンのUSBポートの出力は、iPadを充電するには弱すぎます。
パソコンとiPadの電力比較
| 接続元 | 電圧/電流 (目安) | 電力 (ワット数) | iPadの状態 |
|---|---|---|---|
| PCのUSB 2.0 | 5V / 0.5A | 2.5W | 充電停止中 (電力不足) |
| PCのUSB 3.0 | 5V / 0.9A | 4.5W | 充電停止中 (電力不足) |
| 昔のiPhone付属充電器 | 5V / 1.0A | 5W | 非常に遅い (停止中と出る場合あり) |
| iPad純正充電器 | 5.1V / 2.1A〜 | 10W〜20W | 正常に充電可能 |
このように、iPadを快適に充電するには最低でも10W〜12W以上の出力が必要です。パソコンのUSBポートはデータ転送が主目的であり、大きな電力を送るようには設計されていないことが多いのです。
対処法:パソコン接続時の解決策
- スリープ状態で放置する: 画面を消した状態であれば、微弱な電流でも時間をかければ充電できる場合があります。
- 高出力なポートを使う: 最近のMacや一部のWindows PCにある「Power Delivery (PD) 対応」のUSB-Cポートであれば充電可能です。
- ハブを外す: USBハブを経由するとさらに電力が低下します。PC本体に直接接続してください。
原因2:充電アダプタとケーブルの問題(純正・100均など)
コンセントに繋いでいるのにこの表示が出る場合、使っているアダプタやケーブルがiPadの規格に合っていない可能性があります。
1. iPhone用の古い充電器を使っていませんか?
昔のiPhoneに付属していた小さな正方形の充電器(5W)をiPadに使っていませんか?これでは出力不足です。iPadには、iPad購入時に付属していた大きな充電器(10W/12W/20W)を使用するのが鉄則です。
2. 100均や非認証ケーブルの落とし穴
100円ショップで購入したケーブルや、ネットで安価に売られているケーブルの中には、Appleの認証(MFi認証)を受けていないものがあります。これらは「充電専用」と書かれていても、高出力に対応していないことが多々あります。必ずMFi認証済みケーブルを使用してください。
3. モバイルバッテリーの出力不足
スマホ用の小型モバイルバッテリーは出力が低く、iPadには対応していないことがあります。「2.1A出力以上」「PD対応」と記載されたモバイルバッテリーを使用しましょう。
4. アダプタ・ケーブルの劣化や故障
純正品でも長期間使用していれば経年劣化が起こります。「被膜が破れている」「端子が黒ずんでいる」「特定の角度に曲げないと反応しない」場合は内部断線のサインです。発熱やショートを起こし、iPad本体の基板を壊してしまうリスクもあるため、すぐに新しいものに交換しましょう。
原因3:温度の問題(寒い・暑い)による保護機能
iPadに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、極端な温度変化に弱いため、安全装置が働きます。
低温(寒すぎる)場合
室温が0℃に近い環境や、冬場の車内に放置していたiPadを充電しようとすると、保護のために充電を受け付けなくなる事があります。
対処法: iPadを人肌程度に温めるか、暖かい部屋に移動して本体温度が上がるのを待ちます(ドライヤー等で急激に温めるのは結露の原因になるためNG)。
高温(熱すぎる)場合
夏場の車内や、直射日光下、重いゲームをしながらの充電で本体が熱くなると、「iPadの温度が下がるまで充電は保留されます」というメッセージが出ることがあります。
対処法: ケースを外す、涼しい場所に置く、操作を一旦止めて熱を逃がします。
それでも直らない?修理が必要な「故障」のサイン
ここまで紹介した対策「ケーブルやアダプタの交換」「温度調整」「再起動」を試しても「充電停止中」が消えない、あるいは充電が全くできない場合、iPad本体の故障が疑われます。
1. ドックコネクタ(充電口)の故障・汚れ
Lightning端子やUSB-C端子の中にホコリやゴミが詰まっていたり、端子自体が摩耗・腐食していると正常に電力を受け取れません。ご自身で爪楊枝などで掃除すると内部のピンを完全に壊してしまうリスクがあるため、プロにお任せください。
2. バッテリーの著しい劣化
長年使用していてバッテリーが劣化しすぎると、正しく電力を受け入れられずエラーが出ます。「急に充電停止中になった」「100%だったのに急に電源が落ちる」場合はバッテリー交換が必要です。
3. 基板(ICチップ)の損傷
非純正の安い充電器や車載充電器を使い続けた結果、iPad内部の「充電制御ICチップ」がショートして壊れている可能性があります。この場合、バッテリーを変えても直らず、基板修理という高度な技術が必要になります。
iPadの充電トラブルを解決するなら
「いろいろ試したけど直らない」「原因がわからない」そんな時は、無理にいじくり回して悪化させる前に、プロの診断を受けるのが最短の解決策です。スマートドクタープロ大阪心斎橋本店では、iPadの充電トラブルに関する豊富な修理実績があります。
スマートドクタープロが選ばれる理由
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- 高度な基板修理にも対応: 単なるパーツ交換では直らない「充電ICチップの破損」などの基板修理も自社内で対応可能です。他店で断られた端末もご相談ください。
- 総務省登録修理業者の信頼: 法令を遵守し、高い技術基準と厳選された高品質パーツのみを使用します。
受付での簡易的な確認、お見積りは無料で行っております。お使いのiPadのモデル(iPad Pro, Air, mini, iPad第9世代など)をお伝えいただければ、概算のお見積りも可能です。
まとめ:iPad「充電停止中」の解決フローチャート
最後に、対処法のおさらいです。「充電停止中」の表示は、iPadからのSOSです。放置して完全に電源が入らなくなる前に、適切な処置を行いましょう。
- まずは再起動: 一時的なバグを解消。
- 充電器を変える: PC接続はNG。コンセントから直接、iPad純正のアダプタ(10W以上)を使う。
- ケーブルを変える: MFi認証済みのしっかりしたケーブルを使う。
- 環境を確認: 寒すぎたり暑すぎたりしないか確認。
- ポートの掃除: エアダスターなどで軽くホコリを飛ばす(突くのはNG)。
- それでもダメなら: 充電口の故障かバッテリー寿命、基板故障の可能性大。スマートドクタープロへご相談ください。
📍 【店舗情報】スマートドクタープロ 大阪心斎橋本店
- 所在地: 〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-8-9 商都ビル1階
- 営業時間: 月〜金 11:00~21:00 / 土日祝 10:00~21:00(年中無休)
- 電話番号: 0120-960-690
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この記事の著者 スマートドクタープロ 編集部 2009年創業。日本初の総務大臣登録修理業者(T000002 / R000002)。ISO9001:2015認証取得(スマートフォンパーツ輸入・修理)。年間6万件以上の修理実績を持つApple製品・Android修理の専門家チームが、正確で信頼性の高い情報をお届けします。掲載内容はABC朝日放送「キャスト」・日経産業新聞・GIGAZINEなどの各メディアでも紹介されています。 |




























