Google Pixel 基板修理|電源が入らないPixelの診断とデータ【大阪・心斎橋】

この記事の結論:Google Pixelの電源が入らない、再起動をくり返す、充電できない症状は、バッテリー・充電口・ソフトウェア・基板など原因が複数あります。当店は部品の状態と基板を診断し、故障箇所に応じて修理します。基板診断は有償(7,700円・税込)です。データを残す方針で対応しますが、損傷によっては復旧できない場合があります。

Pixelの「基板修理」とは──画面・バッテリー交換と何が違うのか

画面割れやバッテリーの劣化は、部品を新しいものに差し替える作業です。多くの修理店が対応しています。

これに対して基板修理は、基板のどこが壊れているかを調べて、その箇所だけを直す作業です。顕微鏡の下で、数ミリ角のIC(集積回路)や、米粒より小さい部品をはんだ付けで載せ替えます。必要な設備も技術もまったく別のもので、扱っていない修理店は珍しくありません。

他店で修理できなかった場合も、機種・症状・これまでに行った修理を確認し、当店で診断できる内容をご案内します。

Pixelで基板も含めて診断する主な症状

原因を確認したい症状
  • 電源が入らない/充電しても反応がない
  • 再起動をくり返す(起動途中で落ちる・Googleロゴから進まない)
  • 充電を受け付けない——USB-Cコネクタの交換で直らない場合、充電回路や電源ICの故障が疑われます
  • 水没・水濡れのあとに不調が出た、または一度動いたのに数日後に止まった
  • 発熱するのに画面がつかない
  • 基板を扱う修理のあとに症状が変わった・悪化した

これらの症状だけで、基板上の部品が壊れているとは確定できません。バッテリーや充電口、接続部などを確認し、基板側に原因がある場合は電源・充電回路などを調べます。確認できた故障箇所に応じて、部品交換か基板修理かをご案内します。

Pixelのデータと、基板修理で目指すこと

Pixelの端末内データは暗号化されています。たとえばPixel 6・6 Proには、Googleが説明するTitan M2とTensorのセキュリティ機構が使われています。ストレージのチップを読み出すだけで、写真などをそのまま取得できる仕組みではありません。

端末にしか残っていないデータについて、当店は基板の故障箇所を修理し、端末を起動してデータにアクセスできる状態を目指します。損傷の程度や暗号化に関わる部品の状態によっては、復旧できない場合があります。

Google フォトなどにバックアップがあれば、故障端末を直さずに確認できるデータもあります。端末内に残したいデータがある場合は、初期化する前にご相談ください。

他店で直らなかったPixelについて

「基板の故障なので対応できない」「部品を交換しても直らなかった」と言われたPixelもご相談いただけます。交換した部品や水濡れの有無、症状が出た経緯をお知らせください。修理歴も踏まえて状態を確認します。

水濡れがある場合は、内部の腐食が進むことがあります。充電や繰り返しの起動操作を避け、早めにご相談ください。当店で診断したうえで、修理の可否と見積もりをご案内します。

当店の修理現場から

現場の一言
  • 当店はiPhoneだけでなく、PixelをはじめとするAndroid端末の基板修理に対応しています。基板の診断・IC単位の修理・データ復旧まで、すべて自社ラボ内で完結します。
  • 自社ラボで診断と修理を行い、確認した故障箇所と必要な作業をご説明します。修理期間は損傷状態や部品の手配によって異なります。
  • 当店は総務省登録修理業者(R000002/T000002)として、またISO 9001:2015認証のもと、2009年から心斎橋の店舗で修理を行っています。
  • ご来店のほか、全国からの郵送修理を承っています。

なお、基板の損傷の程度によっては、復旧できないこともあります。当店ではまず有償の基板診断(¥7,700・税込)で状態を確認し、お見積りをご提示したうえで作業に進みます。診断の結果、直せないと判断した場合はその旨を正直にお伝えします。

Pixelの部品交換とAndroidの基板修理事例

画面とバッテリーを交換したPixel 6の内部
当店のPixel 6修理事例。こちらは基板修理ではなく、画面とバッテリーを交換した端末です。

Pixel 6のバッテリー膨張と画面交換は、交換部品で対応した事例です。Galaxyなどの基板修理事例とあわせて、症状に応じた修理の違いをご確認いただけます。

用語の解説

基板(ロジックボード)

CPU・メモリ・電源回路などが載った、端末の中枢にあたる板。ここが壊れると、画面やバッテリーを新品にしても症状は変わりません。

Titan M2

Pixel 6・6 Proなどに搭載されているセキュリティチップ。端末内のデータを守る仕組みに関わっており、ストレージのチップ単体を読み出しても中身は暗号文のままです。

電源IC(PMIC)

電力を各回路へ分配する管理チップ。ここが損傷すると電源が入らなくなります。水濡れ後の通電で壊れやすい部品です。

充電IC

充電の制御を担うチップ。USB-Cコネクタを交換しても充電できない場合、こちら側の故障が疑われます。

マイクロソルダリング

顕微鏡下で行う、IC単位のはんだ作業。部品交換とは必要な設備も技術も異なる領域です。

ドナー基板

部品移植の受け皿となる健康な基板。元の基板が再生できない場合に、必要なICを移植する先として使います。

よくあるご質問

QPixelの電源が入りません。基板の故障ですか。
A

症状だけでは確定できません。バッテリー、充電口、接続部などが原因の場合もあります。基板側の故障が疑われる場合は、電源・充電回路などを診断して修理方法をご案内します。

Q他店で「基板の故障なので対応できない」と言われました。直せますか。
A

修理歴と端末の状態を確認して判断します。当店の基板診断は有償(7,700円・税込)です。診断後に修理内容と見積もりをご案内し、ご承諾後に修理します。損傷によっては修理できない場合もあります。

QPixelから写真だけを取り出してもらえますか。
A

バックアップがあれば、故障端末を直さずに写真を確認できる場合があります。端末内にしかないデータは暗号化されているため、当店では基板修理で端末を起動し、データにアクセスできる状態を目指します。復旧できるかは損傷状態によって異なります。

QUSB-Cコネクタを交換したのに充電できません。
A

コネクタ自体ではなく、基板側の充電回路や充電ICが損傷している可能性があります。水濡れの心当たりがある場合は、腐食が進む前にご相談ください。

QPixelが再起動をくり返します。初期化すれば直りますか。
A

ソフトウェア側が原因なら改善することがありますが、初期化すると端末内のデータは消えます。基板側の故障の場合は初期化しても変わりません。データを残したい場合は、初期化の前にご相談ください。

Q水没したPixelです。乾かせば使えるようになりますか。
A

表面が乾いても内部に不純物が残り、腐食や不具合が進む場合があります。一時的に動いても復旧したとは判断できません。充電や繰り返しの起動操作を避け、早めにご相談ください。

QPixelのどの機種まで対応できますか。
A

新旧のPixelについてご相談いただけます。機種、症状、損傷状態、部品の手配状況により対応方法が異なります。機種名と、起動するか・水濡れや修理歴があるかをお知らせください。

Q遠方ですが、郵送で依頼できますか。
A

はい。全国対応の郵送修理を承っています。水濡れが絡む場合は時間との勝負のため、到着後すみやかに診断へ着手します。詳しくは郵送修理のご案内をご覧ください。

QなぜLINE等のチャットアプリで受付しないのですか?
A

修理のご相談には、端末の状態や写真など、お客様の個人的な情報が含まれます。当店は、こうした情報を扱う窓口を必要以上に増やさない方針から、LINE等のチャットアプリでの受付を行っておりません。ご相談は当店のフォーム・メール・電話・店頭で承っています。

当店が修理受付の窓口を限定する理由

関連ページ

このページの監修
執筆:スマートドクタープロ編集部監修:古賀潤一郎(代表)

スマートドクタープロ(運営:株式会社クレア/法人番号 8120001165987)。総務省登録修理業者(電気通信事業法:T000002/電波法:R000002)・ISO 9001:2015認証。基板の電源IC・充電IC・漏電まで診断・修理できる技術力と、年間6万件以上の修理実績をもとに、編集部が作成し、代表・古賀潤一郎(大阪心斎橋本店)が監修しています。

総務省
登録修理業者
電気通信事業法:T000002
電波法:R000002
ISO 9001:2015
年間修理実績
6万件以上
(年間)
掲載情報は公開日時点の内容です。Appleの仕様変更・iOSアップデート・法令改正などに応じて、技術品質管理室が定期的に内容を見直し・更新しています。