結論:奈良県からお越しのお客様が、水没して電源が不安定になった「iPhone 15」を、家族の思い出の写真をどうしても取り戻したいとの思いでGoogle検索から当店をお探しになりご来店。分解による水没洗浄と、熱損傷した充電IC(電源まわりの部品)の基板修理を行い、大切な写真データの取り出しに成功しました。診断から修理まで当日中に完了し、その日のうちにお返しできました。iPhoneの水没・充電できない・電源が入らない状態からのデータ復旧・基板修理は、大阪・心斎橋のスマートドクタープロ(総務省登録修理業者 R000002/T000002)へご相談ください。
1,今回の修理事例の基本情報
(1)修理体験者のお客様情報
奈良県からお越しのお客様。「どうしても家族の思い出の写真を取り戻したい」と、水没して不調になったiPhoneを手に、大阪・心斎橋の当店までご来店くださいました。
(2)修理端末情報
iPhone 15。日々の連絡や決済だけでなく、ご家族との写真や動画がたくさん詰まった大切な一台です。バックアップは最新ではなく、本体の中にしか残っていない思い出もあるとのことでした。
(3)対応した修理内容について
水没洗浄(分解クリーニング)+基板修理(熱損傷した充電ICの処置)+データ復旧の確認。水分で電源まわりがショートし、充電IC(電源管理の部品)が熱損傷していました。
(4)来店のきっかけ
Google検索で「iPhone 水没 データ 取り出し」「基板修理 大阪」といったキーワードからお探しになり、総務省登録の修理業者であることと、水没・基板修理の実績を見てご来店を決めてくださいました。「正規店では初期化になると言われた」「データだけでも助けてほしい」というお気持ちでのご相談でした。
2,故障内容について
水にぬれた後、充電が不安定・電源が入ったり切れたりするという症状でした。水没直後に充電を試みたことで、水分が基板上で通電し、充電IC(電源部品)が発熱・焼損したと考えられます。
この状態を放置したり、濡れたまま充電を続けたりすると、ショートが基板全体に広がり、データを記憶するチップまで巻き込んで復旧不能になるおそれがあります。今回は「写真を守る」ことを最優先に、慎重に診断を進めました。
3,実際に行った修理内容について
(1)実際に行った修理内容の解説
まず本体を分解し、基板を取り出して水没洗浄(分解クリーニング)を行いました。水分・腐食・不純物を専用の工程で除去し、通電できる状態を整えます。
洗浄後、基板を顕微鏡で確認すると、充電IC(電源管理の部品)の周辺に熱損傷の跡が見つかりました。下の写真は、実際にお預かりしたiPhone 15の基板です。
熱損傷した充電ICを、専用の設備で慎重に取り外し、新しい部品へ交換(リワーク)しました。極小の部品を基板上で正確に付け替える、精密な作業です。
部品交換後に電源とデータの状態を確認したところ、無事に起動し、ご家族との写真・動画データを取り出すことができました。お客様には、その場でデータの中身をご確認いただきました。
(2)この修理でかかった修理時間
今回は、診断に約1時間、修理(水没洗浄+充電IC交換)に約2時間、合計で当日中に対応でき、その日のうちにお渡しできました。水没・基板修理は損傷の程度で作業内容や時間が変わりますが、状態によっては当日修理・当日お渡しも可能です。まずは診断で見極め、目安をご案内します。
4,今回の修理体験者「奈良県からお越しのお客様の感想(口コミ)」
【奈良県からご来店のお客様|iPhone 15 水没・データ復旧後の感想】
「正規店で“初期化になる”と言われ、家族の写真を失うのかと本当に落ち込んでいました。ネットで探してこちらにたどり着き、藁にもすがる思いで奈良から伺いました。基板の写真まで見せて説明してくださり、データが取り出せたと聞いたときは涙が出ました。子どもの小さい頃の写真が戻ってきて、本当に感謝しています。」(奈良県・データ復旧でご来店のお客様)
5,補足解説|iPhoneの水没と充電IC・データ復旧について
なぜ水没で「充電IC」が壊れるのか
iPhoneは精密な電子部品が高密度に並んでいます。水分が入ると、本来つながっていない回路が水を介して通電(ショート)し、電流が集中した部品が発熱します。とくに充電・電源を管理する充電IC(PMIC)は電流の出入りが大きく、水没時に熱損傷しやすい部品です。焼損すると、充電できない・電源が不安定・起動しないといった症状につながります。
iPhoneが水没したら|やってはいけないこと・すぐやること
やってはいけないこと:電源を入れる/充電する/振って水を出す/ドライヤーの熱を当てる/乾いたからと使い続ける。いずれも通電・腐食・熱損傷を進め、データを失うリスクを高めます。
すぐやること:電源が入っていれば切る(入らなければそのまま)/ケースやSIMを外す/濡れたまま充電しない/できるだけ早く修理店で点検を受ける。データを守れるかどうかは「早さ」で大きく変わります。
基板修理・データ復旧は「保証対象外」になる場合があります
水没や基板修理・データ復旧は、分解・洗浄・部品交換を伴い、端末の状態も一台ごとに異なります。そのためメーカー保証やAppleCare等の対象外となる場合があり、また復旧の可否も損傷の程度により異なります。当店では、無料の簡単見積り・症状相談のうえ、精密診断が必要な場合は事前にご説明します(精密診断は有料の場合があります)。「必ず直る」「必ずデータが戻る」とはお約束できませんが、あきらめる前の一手としてご相談ください。
用語集|この事例で出てくる専門用語
よくある質問(iPhone 15 の水没・充電IC・データ復旧)
Q1. iPhoneが水没しました。まず何をすればいいですか?
電源を入れない・充電しない・振らないの3つが鉄則です。水分が通電するとショートし、充電ICなど電源部品を熱損傷させる原因になります。乾かしても内部で腐食が進むため、電源を切った状態で早めに点検・修理へお持ちください。
Q2. 水没で電源が不安定です。データ(写真)は取り出せますか?
データを記憶するチップ(NAND)が無事であれば、基板修理で電源を復旧させてデータを取り出せる可能性があります。損傷の程度・経過時間・濡れの種類により可否は異なるため、まずは精密診断で見極めます。
Q3. 「充電ICの熱損傷」とは何ですか?
充電や電源の管理を担う基板上の部品が、水分によるショートで発熱・焼損した状態です。放置すると起動不良やバッテリー異常につながるため、部品の交換(リワーク)で改善を図ります。
Q4. 水没から数日たっていますが、間に合いますか?
時間が経つほど基板の腐食は進みますが、当店では経過した端末のデータ復旧・基板修理も多数対応しています。あきらめる前に一度ご相談ください。
Q5. 水没・基板修理・データ復旧の料金や時間はどれくらいですか?
損傷の状態により内容が異なるため、電話・店頭での簡単な見積り・症状相談は無料で承ります。分解・測定・回路確認を伴う精密診断は事前説明のうえ有料の場合があります。状態によっては当日修理・当日お渡しも可能です。目安は診断時にご案内します。
Q6. 遠方からでも修理できますか?
はい。大阪・心斎橋の店頭のほか、全国からの郵送修理にも対応しています。奈良・京都・兵庫など近隣府県からのご来店も多数いただいています。
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記事更新日:2026年7月3日
この記事の監修
スマートドクタープロ(運営:株式会社クレア/法人番号 8120001165987)。総務省登録修理業者(電気通信事業法:T000002/電波法:R000002)・ISO9001:2015認証。年間6万件以上の修理実績をもとに、編集部が作成し技術品質管理室が内容を監修しています。
登録修理業者電気通信事業法:T000002
電波法:R000002

6万件以上(年間)